入間人間「電波女と青春男 8」
最終巻なんだけど、あまり最終巻っていう気がしない。今さらなんだが、このシリーズって一巻で完結のほうがすっきりしたんじゃないか。二巻以降は長い後日譚ってことで。エリオが学校で歌った巻あたりも最終巻にふさわしいかもしれないけど、やっぱり話の区切りとしては一巻のほうがいいかな。作者も同じ気持ちだったかどうかはしらないけど、この巻は一巻の再話のようになっている。違いといえば、エリオが少しずつ社会生活に馴染んできていることかな。あとは、リュウシさんはすっかりサブヒロインっぽくなってしまっているとか、前川さんは相変わらずのはずなのに妙に存在感が大きくなってるとか。ま、長い後日譚も楽しめたけど、ずるずる続けられるよりいい締め方だったな。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 厄神つき下級騎士なれど、加護を駆使して冒険者生活!(2025.06.16)
- 豊田有恒さんが亡くなった(2023.12.06)
- デューンって再映画化してるのか(2021.02.13)
- キミラノで時間をつぶす(2020.05.11)
- キミラノ(2020.03.30)
コメント