阿智太郎「血吸村へようこそ 5」
季代美が眠り病に罹ってしまう。この病気は、吸血鬼だけが罹る奇病で、これを治すためには、異性の吸血鬼がキスしなければならないのだが、そうやって治されたらキスされた相手に惚れてしまうという副作用があった。季代美には何かと世話になっている主人公は、彼女の眠り病を治すために、彼女が好きになっても大丈夫な相手を探しはじめるのだが。といったお話で、いかにもラブコメって感じだ。もやもやを感じながらも、季代美を救うために一生懸命になっている姿は、たいていは賞賛を浴びる行モノであるのだが、この主人公はただのバカにしか見えない。こういうところが阿智太郎らしくて好きなんだけど。
このまま、季代美のターンが続くのかと思いきや、後半のお話では、ついに紅華がデレる。次の巻が最終回ということだけど、まだひと波乱ありそうだ。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 厄神つき下級騎士なれど、加護を駆使して冒険者生活!(2025.06.16)
- 豊田有恒さんが亡くなった(2023.12.06)
- デューンって再映画化してるのか(2021.02.13)
- キミラノで時間をつぶす(2020.05.11)
- キミラノ(2020.03.30)
コメント