平坂読「僕は友達が少ない」
前作が「ラノベ部」で、今度は「隣人部」である。要するに隣人部という部活のメンバでだらだらする話。「隣人部」というタイトルにするのは気が引けたのかもしれないけれど、「僕は友達が少ない」というタイトルもたいがいだと思う。もっとも、「隣人部」なんてタイトルにしたら「ラノベ部」のノリを期待して買ってしまうひとがいるかもしれない。あれにくらべるとだいぶ電波が入ったねじくれたキャラばかり出てくるから、このタイトルそのものは正解じゃないかとも思う。しかし、「友人が少ない」っていうタイトルも偽りありで、実のところ「友達がいない」ヤツばかりなんだよなあ。それでいて、主人公はしっかりヒロインとのフラグ立てに成功しているんだから、どうしてやろうかと思う。
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