田中ロミオ「人類は衰退しました 4」
「妖精さんの、ひみつのこうじょう」と「妖精さんの、ひょうりゅうせいかつ」の2編。
前者はあまり妖精さんが前面に出てこない。人間の遺した工場を再生させて、あとはどこかに行ってしまっている。その工場に雇われている人間の挙動が馬鹿らしくて、いかにもこの作品っぽいのだが、オチはさらに馬鹿らしい。
後者は、増えすぎた妖精さんを何とかするために、無人島に赴任した主人公のお話。正確には無人島に赴任したわけではなく、結果として無人島に流れ着いちゃっただけなんだけどね。無人島といっても、妖精さんといっしょなんで、全然無人島らしくないんだけどね。ロビンソンクルーソーでいえば、フライデーが魔法のような技術力を持っていて、さらに勝手に増えるようなイメージ。そんなふうに思うと、妖精さんがちっちゃくてよかったね、といわざるをえない。
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