2008.8.9 硫黄岳に行くつもりだった
このところ曇り続きの週末だが、ひさしぶりに青空が覗く天気だったので、八ヶ岳の硫黄岳に登ろうと家を出た。予定では9時過ぎぐらいに登り始められるはずだったのだが、見事にカーナビにだまされてうろうろ。さらに想像以上の悪路で速度を出せずに、桜平登山口に着いたのは10時頃になってしまった。
山に近付くにしたがって、雲が占める割合が大きくなっていく空に不安を覚えはしたものの、まあ、行けるだけ行ってみるか、ぐらいのつもりで歩き始める。登山口から先はしばらく林道で、オーレン小屋とか夏沢鉱泉関連の車両の通行が結構あって、なかなか鬱陶しい。荷揚げのクルマは、まあ仕方がないなあと思うけど、それ以外の、あきらかに登山者とわかるひとを乗せているのは何なんだろう。そういうサービスがあるのか。
夏沢鉱泉の少し前で林道がそのまま登山道に変わる。登山道にしては幅がひろくて歩きやすい。林道がそのまま狭くなったような道である。
夏沢鉱泉を素通りしてそのまま歩く。雨がぱらつくがすぐに止んで、今度は日差しが差したりして、なんともやきもきさせる天気だ。途中、川沿いでカメラを構えているひとがいたので、何を撮っているのかなあと思ったら、カモシカだった。野生のは初めて見る。一緒になって写真を何枚か撮る。そこからしばらく登って一度休み。日が差していないと、すぐに身体が冷える。歩き出したら15分も経たないうちにオーレン小屋についた。大勢の登山者が休んでいる。中にはバーベキューの準備をしている者もいる。
さあ、ここからいよいよ夏沢峠を目指すぞー、と歩き始めたところで、突然の雷鳴。高山の落雷は危険なので、ほとんど迷いもせず、回れ右して下り始める。
空はだんだん暗くなってきて、いかにもヤバそう。ぱらぱらと降り始めたところで、合羽を着ていたら雨がすぐに霰になり、合羽を着終えて歩き始めたら雹になってしまった。大きいのが頭に直撃するとかなり痛い。
夏沢鉱泉まで戻る頃には、ただの雨になって、登山口ではすっかり雨が上がって日が差していた。なんか悔しいけど、登ったらまた降ってるんだろうなあと思いこんで、帰ることにした。
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