2008.7.5 編笠山
編笠山、というより権現岳の登山口なのかな。な、観音平に10時頃に着く。家からは3時間半くらいの道程で、思っていたよりも近い。小淵沢のインターに近いのがいい。そのかわり高速道路料金は高いけれど。
登り始めは勾配の緩い明るい林で、登山道というよりも林間の散歩道のような感じ。これがだんだん勾配が付いてきて、ごろごろとした岩が多くなっていき、気が付いたときには山登りって感じになっている。たまたまこうなっただけなんだろうけど、ウォームアップ込みで歩けるようでお得である。
そうやって登山道らしくなったところをしばらく行くと少し開けた場所に出る。雲海というところで、名前からして眺めが楽しめそうなのだが、生憎水平方向の視界は雲の中である。真上から照りつける日差しは強いのに、何か納得がいかない。
雲海で小休止して、押手川へ向かう。途中はもう普通の登山道である。岩が多いが乾いているので歩きやすい。
押手川で休憩。ここから青年小屋へ向かう道とまっすぐ編笠山に登る道に分かれる。今回は編笠山が目的なので、このまま編笠山へと向かう。
押手川から先はだんだんと傾斜がきつくなってきて、特に頂上直下の急登はなかなかのモノ。老親連れだったので休み休み登ったのがよかったようなものの、普段のペースで登っていたらずいぶんキツかっだろうと思う。またこのあたりから南側の展望が大きく開けてくるので、大気の具合さえよけけば南アルプスから富士山まで見渡せるらしい。この日は薄ぼんやりと南アルプスが見えるだけだったけど。
そうして、ぐいぐいと坂を登り切った先、傾斜が緩くなってごろごろとした岩ばかりのところをしばらく歩くと、そこが編笠山頂上。これまで編笠山に遮られて見えなかった八ヶ岳の山塊がどーんと目の前に張り出してくる。大迫力である。
頂上で八ヶ岳を眺めながら昼食。登ってきた急な登山道を下りるのは怖いという意見が多かったため、青年小屋経由で巻いていくことにする。しかしこれが誤算で、青年小屋へ下りる道もそんなに易しくなかった。岩と岩が組み合わさったような道で、隙間や段差が大きくなかなか下りられない。結局、コースタイムの倍の時間をかけて青年小屋まで下り、ここで大休止。振り返れば編笠山のなだらかな山容が見える。
下りる途中から青年小屋に「氷」の旗が出ているのが見えて、食べる気満々になっていたかき氷を食べる。500円。量は少ないしシンプルに練乳がかかっているだけだけど、こういう場所での氷は最高である。
その後、巻き道を通って、押手川へ。あとは来た道を戻る。行きとは逆に、自動的にクールダウンできて、やっぱりお得な心持ちになる。
参考までにコースタイム。休憩時間は除く。
観音平登山口-(55分)-雲海-(45分)-押手川-(95分)-編笠山頂上-(60分)-青年小屋-(60分)-押手川-(25分)-雲海-(45分)-観音平登山口
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