高橋弥七郎「灼眼のシャナ SII」
短編集の二冊目。今回はヴィルヘルミナ分が多めなので、彼女のファンならうれしいかもしれない。かもしれない、っていうのは、ヴィルヘルミナのよさをよくわかってないので、今回みたいにろくに活躍していなくってもファンは満足するもんなんだろうかってとこが確信が持てないので。ただ、ひょっとしたら、ヴィルヘルミナ好きってドジっ娘属性持ちなのかなあと思ったり。
今回の短編もちょっと目立つ敵役が登場している。「百鬼夜行」を名乗る運び屋の「徒」である。「徒」ってのはいろんなのがいるなあと感心。フレイムヘイズと違って、使命感とかある連中でもないし、趣味でやってるよ~みたいな感じがよく出ていて、気に入ってしまった。
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