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神曲奏界ポリフォニカ 1&2話

小説じゃなくて、キネティックノベルの「神曲奏界ポリフォニカ」をやってみた。キネティックノベルというものがどんなもんだろうなあという興味があったんだけど、やってみたらただの絵と音声付きの小説だった。これに近いと思われる「ひぐらしのなく頃に」だと、隠蔽された選択肢か見え隠れするせいでゲームらしさを感じてしまうのだけれど、「ポリフォニカ」にはそれがない。じゃあ、本のかたちをした小説に較べてどちらがおもしろいかといわれると、微妙。検証のためには同じ作者の手による文庫版を買うしかない。ただ、神曲という、音楽を大ネタに使っている作品を、こういうキネティックノベルという形で出しちゃうってのは、怖いもの知らずにもほどがあるとは思った。文章でなら、イメージとかニュアンスで描けるだろうけど、キネティックノベルだとそのものずばり曲で聞かせることになるわけでしょ。その曲が実はイメージですってことかもしれないんだけど。
と、容れ物の話はともかくとして、中身はどうかっていうと、これが東映任侠モノフォーマットのファンタジー。耐えて耐えて耐えて、最後に爆発。力道山フォーマットっていってもいいかな。問題は主人公が、こいつの耐える姿がちっともかっこよくないんだよね。あまりのへたれっぷりに、読んでいていらいらしてしまう。この場合、耐えているのは読者なのかもしれない。

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