晴天の霧ヶ峰、美ヶ原を走る
信州ツーリング最終日の今日は、気持ちのいい晴天。不穏な雲もないし風も穏やか。
宿をあとにして、まず女神湖を覗きに行く。昨日、横を通ってはいたのだが、もう暗くなっていたのでパスしてしまったのだ。ビーナスラインというくらいだから、一度は見ておこうというつもりだったのだが、それほどのものでもなかった。無粋な観光用ボートがなければ、また印象も変わったんだろうけどね。
そこから来た道を戻り、霧ヶ峰へ。気温は低いはずだが、風がなく日差しも暖かなこともあって、それほど寒さを感じない。高度を上げていくと、まず八ヶ岳が見え始め、そのうちその左に富士山が姿を現しはじめる。これはどこかで止まってじっくりと眺めたい風景だ。と、展望駐車場のような場所に入る。そうしたら、蓼科から始まって、八ヶ岳からぐるりと北アルプスまでが一望できる。うわ。すげえや。これでもう少し高度が上げれたらなあと思って回りを見たら、道の反対側に山の上へと延びる遊歩道がある。これだとばかりに取り付いて、一気に上る。といいたいところだがすぐに息が切れてぜいぜいいいながら歩いた。駐車場から少し登っただけなのにまわりには誰もいない。もったいないけど、ありがたい。これだけの眺めを独り占めできるとは。存分に堪能したあと、美ヶ原へ。ここでは霧ヶ峰からの景色に加え、北アルプスの北の方、たぶん白馬岳からそこから南下して浅間山までもが視界に入る。いやあ。正直、美ヶ原をナメてました。ごめんなさい、というような眺めである。
美ヶ原からは武石峠を経て松本へ。ここでも木の間から北アルプスが見え隠れして、飽きさせない。信州ツーリングなんだから、〆はそばでしょう。ということで、松本のそば処もときへと赴く。そばの吟醸ってのはどんなものかという興味があったのだが、結論からいってしまうと、KONKONのような田舎モノには向きませんわ。野趣がないそばってのはどうも、ねえ。
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コメント
美ヶ原は2,000m程度の標高でしかありませんが、そうとは思わせない見事な眺めですね。今日は天気がよかったこともあって、なお見事です。
霧ヶ峰といえば、昔NSR-80で日帰りしたことを思い出しました。あれはキツかったなあ。
投稿: aquila | 2006/10/10 00:18
そういえば、今って小さいオートバイでツーリングしてるひと少なくなりましたね。いや、小さいのはまだいるのかな。少ないなあと思ったのが、125~400ccクラス。走ってるのはほとんど大排気量車ばかり。それも逆輸入車や外車が目立ちます。感覚的にはバイクブームの頃に乗り始めたひとが歳とって小金持ちになったってとこですか。改造スクーターやハーレーに乗ってるあたりは若いのかな。
投稿: KONKON | 2006/10/10 21:26