ライブドア・ショック
これはもう触れずにいられないネタだよなあ。ああいうある種の風雲児の蹉跌あるいは凋落というだけならいいけど、それに日本経済がまるごと引きずられてる、ってのはちょっと前までは考えられないような現象だ。ライブドアはこの先消滅するかも知れないけれど、この事件とともにライブドアの名は歴史に残る。堀江貴文も不名誉だとはいえ、男子の本懐、なんて思いもあるんじゃなかろうか。いまはそれどころじゃないだろうけど。
しかし、この株価の急落は、すごいね。アメリカへの同時多発テロのときよりひどいんじゃなかろうか。理由はすぐに考えつく。昨年の異常に強い相場に惑わされて参入してきた個人投資家が根こそぎやられいるってことだろう。たぶんあまり考えもせずに、手軽に信用取引に手を出してたりしたんじゃないかな。そういうひとたちが好むであろうIT関連株の下げがきついのが、その傍証になる。IT関連株を担保にしてIT関連株を買っていたりするもんだから、どこかひとつが酷く下がると追証のの連発で安値スパイラルに陥っている、ってとこか。推論の上に推論を重ねているので、とうていまともな考証ではないけれど、おおよそこんなとこだと思う。こんなことばっかりやってると、また日本の投資家がなめられて、外国人投資家においしいとこ持ってかれちゃうぞ。
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