秋の白山
夏に白山に行ったときに、紅葉の時期もいいっていうのを知って、行きたいなあと思っていたんだけど、速攻で実行に移すことにした。
前回と同じく、大白川登山口からの往復である。昨日の登り始めは、ちょっとこれは早すぎたかなあと思ったものの、高度を上げていくにしたがって、徐々に木々の色づきが鮮やかになっていく。大倉山を越えて登り続け、後ろを振り返れば全山紅葉といった趣である。この時期の野山を表す言葉に「錦繍」というのがあるが、まさにその言葉のまま。背景の三方崩山の岩肌と青空との対比が美しい。白山から北に連なる山並みの色づき具合もなかなかのもので、こちらは登山道側の木々の紅葉との絶妙のコンビネーションを見せてくれる。室堂平まで上がると、名前は知らない丈の低い草の群生が赤く色づいていて、ところどころにあるナナカマドの赤といっしょになって野を染めている。残念ながら、この後は曇ってきて夕焼けも御来光も見られなかったけれど、当初の目的は果たした、って感じの山行だった。
そういえば、夜中にいったん晴れてきたときがあって、そのときは星がきれいだったなあ。たくさん見えすぎて、星座を描くことも出来ないくらい。ただ、このときはむちゃくちゃ寒かった。この時期の高山は、朝晩強烈に冷える。真冬並みの防寒体制で臨むのが吉。
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