仙丈ケ岳にいってきました
7月の白山の話を、家族にうらやましがられてしまった。それなら家族連れで行ってみようと、山小屋泊まりで比較的楽に行ける高山を探して、見つけたのが仙丈ケ岳。いわく、南アルプス入門の山だとか。
登山口の北沢峠までは、長谷村の村営バスで行く。仙流荘のバス停には無料駐車場が設けられていて、そこにクルマを置いて、バスに乗り込む。ここから約1時間で北沢峠に着く。途中、鋸山から甲斐駒ケ岳の山塊を目前に出来、いやがうえにも登山気分は高まっていく。
泊まりは馬の背ヒュッテ。北沢峠からここへの道の後半は、沢を登りながらバックに甲斐駒ケ岳を眺めることが出来るなかなか快適な道である。
翌日、つまり今日は、4時頃に起き出して、ぱたぱたと準備をして出発。できれば仙丈ケ岳でご来光を拝みたいと思っていたのだが、朝食を食べずに出てきたのがたたったのか、さっぱりペースを上げられない。仙丈小屋のあたりから仙丈ケ岳山頂を望む頃には、すでに日の出の後。山頂に見える人影が写真を撮っているのも見えてなかなかにくやしい思いをした。しかし、それが吹き飛んだのが、山頂にたどりついたとき。絶句、はしなかったけど、ただすげえとしか言葉が出てこないような眺め。一面の雲海の中から屹立する名峰たちの競演。南側には北岳と富士山、東側には甲斐駒ケ岳や八ヶ岳、北には木曾駒ケ岳、御岳、さらに奥には北アルプスの山々、そこから西に目をやると、あれはたぶん白山。正直、初心者向けっていうだけで選んだ山だけど、なめてました。ここまですごい眺めに会えるとは。ここから小仙丈岳を経由して下山したんだけど、木が高くなるまでは、ずっとこんな眺めが楽しめてしまう。
これはちょっと病みつきになっちゃうなあ。まいったまいった。って感じの山行だった。
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