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森博嗣「朽ちる散る落ちる」

そういやあ、昔、チルチルミチルっていう100円ライターがあったなあ。と、思い出してしまう年代がメインターゲットなのかなあ、やっぱり。ほら、森博嗣って、いかにもこういう駄洒落好きそうじゃない。
さて、今回のVシリーズは、「六人の超音波科学者」の続編的なお話しである。ここでなんで続編「的」なんていっているかというと、「六人の超音波科学者」のことをあまり、というかほとんど憶えていないからだ。あのお話しで思い出す情景といえば、祖父江七夏が山道を歩いているところくらい。それだって、別の話のワンシーンだよ、って誰かにいわれたら、そうかなあと思ってしまう程度の淡い記憶。となると、続編であるということがはっきりわかるのは、土井超音波研究室の地下室が舞台になっているという点だけ。それだって、土井超音波研究室なんて固有名詞を憶えているわけじゃなくて、「六人の超音波科学者」というタイトルから連想できるというレベル。
こんないい加減な読者がメインターゲットなのか、と突っ込まれそうだが、このタイトルで連想できるようななっていることこそがその証し。こんなひねりのないタイトルつけるなんて、何か変だと思ってたんだよなあ。森博嗣、恐るべし。

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» 読書記録-[Jul 25,2005] [Megurigami Nikki]
朽ちる散る落ちる 森 博嗣  久々に目の前の空間の座標がひっくり返ったかのような驚きを感じたミステリーとなりました。密室の舞台となった土井超音波研究所ですが、やはり『六人の超音波科学者』だけで終わらすにはもったいない、絶妙なデザインであるとは感じていました。  今作は小鳥遊錬無の過去に焦点があたる部分が多く、またアクション・シーンでの活躍など錬ちゃんファンには美味しいストーリーになっています。また瀬在丸紅子のキャラクターには、今まで以上に人間的な部分を感じることもできたように思いま... [続きを読む]

受信: 2005/07/25 22:27

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