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白山から帰ってきた

白山から帰ってきた。花が素晴らしかったのだが、ほとんど名前を知らないので、きちんとしたレポートはできない。ちょっとだけレポートでお茶をにごしておこう。
まず、コースタイム。24日の9時半に大白川登山口。そこから4時間半で室堂ビジターセンターに着く。コースタイム通り。内訳はというと、登り始めから1時間半ぐらいは淡々と登って、その後、団体さんの渋滞に捕まって、でも抜くほどの元気はなく、そのまま団体さんのしっぽについでだらだらと登る。そうこうしているうちに12時に大倉山。ここで団体さんが昼食休憩をしたので、ようやく追い抜き。しかし、ちょっと行ったところの大倉山避難小屋でKONKONも昼食。ささっと済まして、団体さんが動き出す前に登り始め、さあこれでスピードアップ、と思いきやしばらく登ると太ももが筋肉痛を訴え始める。身体がなまっているってこともあるだろうけど、高度順応しきれなくて酸素が行き渡ってないような感じ。それからはスローダウンして、じりじりと高度を稼ぐ。大カンクラ雪渓あたりで小休止をとって、さらに登る。室堂平に出てやっとひと安心。なだらかな高原をだらだらと歩いて、14時に室堂ビジターセンター着。
ここでしばらく休みたいところだったが、明日の予報が曇りか霧、なんて書いてあったので、晴れているうちにと、御前峰を目指す。あ、ちなみにこのこの天気は登り口は晴れ、ちょっと登ってガスの中に突入して、室堂平手前でガスを抜けて、あとは快晴。
白山奥宮の脇から登り始めるが、すぐに筋肉痛でスローダウン。登っては休み、登っては休みとすっかり老人状態。それでも登り切ってしまえば、45分程度。でも長く感じたなあ。ここからの長めは一面の雲海で(7/26記 このときは雲海っていうより、ふつうに雲がガスって感じだったような気が。見通しが効かなかったのは確かだけど、雲海だったら写真ぐらい撮ってそう)、同じ白山の剣ヶ峰や大汝峰くらいが見えるきり。まあ、晴れているだけでもよしとしよう。その後お池めぐりをしつつ、室堂に戻る。
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翌日、っていうか今日25日は、4時前に起床。晴れている日には、日の出の1時間前に白山奥宮の太鼓が打ち鳴らされるのだ。この音を聞いては御来光を拝みに行くしかない。ひと晩休んだせいか、高地に慣れたのか、すっかり足取りが軽い。昨日苦労して登った御前峰までの道程を軽くこなす。頂上には、もう大勢の登山客がいて、宮司さんがいろいろと説明をしている。白山のは一面の雲海。南側に別山が見え隠れするほかはなにも見えない。そうしているうちに、御来光。雲海から曙光が射したと思ったら、ぐいぐい登ってくる。は、速い。夕日の落ちるのの3倍くらい(うそ)。その後、宮司さんの音頭で万歳三唱。普段は万歳三唱なんてとバカにしてる口だけど、この時ばかりは心の底からバンザイっていえた。
室堂に降りて、朝食。その後しばらくだらだらとして過ごし、6時半に下山開始。昨日登ってきた道を何事もなく下り、9時半に登山口へ。下り一辺倒だったから、結構ひざにきた。しかし、それも大白川露天風呂で復活。元気になって帰路についた。

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