鈴北岳と御池岳
ひさしぶりに山に行ってきた。行き先は鈴北岳と御池岳。クルマでR306を登って、コグルミ谷出合から入山。
ここからタテ谷を通って鈴北岳に向かうというルートを取ったが、これが難儀の元だった。登り始めはルートがわかりにくいくらいで、注意して登れば何とかなるかなあという感じだったが、標高を上げていくと残雪が目立ってきて、そのうち登山道が雪渓と化してしまった。ルートを示す印も雪の下に埋まっているのか、あまり見つからない。下手に雪の上を歩こうものなら、雪を踏み抜いてしまうし。そのうちルートもよくわからなくなって、戻ろうかと思っていたところに、ちょうど後から来たパーティーが追いついてきて、そのひとたちに教えてもらいつつ、なんとか鈴北岳に到着した。このパーティーのひとがいうにはこのタテ谷は鈴鹿でももっとも難しい道らしい。ホントかなあ。
鈴北岳は展望もよく、御池岳へのルート、通称日本庭園もよく見える。頂上もわりと広いので、弁当をひろげるにはいいところである。
鈴北岳から御池岳はなだらかに高原状のルートで、歩いていて気持ちがいい。タテ谷のことなんか忘れて、ここだけ切り出してみれば、まさにピクニック気分が楽しめる。
御池岳山頂は木立の中にいきなり山頂の標識が現れる、といった印象で、鈴鹿最高峰っていう気にはまったくならない。もし、鈴北岳に行かずに、御池岳だけ来てたら、ずいぶんがっかりしただろうなあ。と思いつつ下山しようとしたら、道を間違えてボタンブチという見晴らしのいいところに来た。鈴北岳からは御池岳に遮られて見えなかった、鈴鹿の山々がよく見える。途中の笹原も、この時期ならなかなかいい感じだ。これから笹が伸びたら大変かもしれないけど。
コグルミ谷へと降りるルートは結局わからなくて、御池岳まで戻って、そこから別の降り口で降りることが出来た。タテ谷が鈴鹿の最難所というから、コグルミ谷はもっと楽なんだろうなあと思ったらとんでもない。ルートはわかりやすいものの、同じくらい雪も残ってるし、体力的にも似たようなキツさじゃないだろうか。
でも、まあ、おもしろかったかなあ。たまには雪にハマって遊ぶのもいいかもしんない。
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