« いくつかの買い物 | トップページ | 処女はお姉さまに恋してる »

森博嗣「捩れ屋敷の利鈍」

捩れ屋敷はともかくとして、利鈍って何。Riddleを漢字にしただけなら、もうちょっと音に合う漢字がありそうなのに。と思って、ひさびさに広辞苑を開いたら、利鈍ってことば、あるんだねえ。勉強になるなあ。
題名はさておき、今回の売りは、保呂草と萌絵の競演。本の後ろのあらすじのところに、そんなことが書いてあって、「マジンガーZ対デビルマン」みたいだなあ、と思ったら、解説でくりた陸が同じことを書いていて、なんかもうこの世代直撃ですか、って感じだった。もしかしたら、森博嗣自体、案外、狭い世代にしかウケてないのかもしれないなあと思ったりもした。
内容はというと、いろいろな部分でちょっと肩透かしされたみたいな気持ちになってしまうところがある。あんまりそういうことはないだろうけど、何かの間違いで、これだけ読んだら、なんだこれ、ってなっちゃうだろうなあ。そういう意味では、紅子のシリーズと犀川のシリーズの読者向けに書かれたファンブックなんだと思う。
馴染みのない方のために説明しておくと、S&Mシリーズの主人公が犀川と萌絵。Vシリーズの主人公が紅子と保呂草。S&Mシリーズとか、Vシリーズっていうと、すごく据わりが悪く感じて、あんまり使いたくないんだよねえ。

|

« いくつかの買い物 | トップページ | 処女はお姉さまに恋してる »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 森博嗣「捩れ屋敷の利鈍」:

« いくつかの買い物 | トップページ | 処女はお姉さまに恋してる »